こんにちは。
CX-8にもずいぶん慣れてきたしょとぱぱです。
ところで、10月7日にマツダの公式HPでは来年以降のSUV車種について発表がありましたね。
マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2021/202110/211007a.html
一気に5車種の投入が公式より発表ということでネットでも話題になっているようです。
私もマツダオーナーとして公式情報をチェックしてますので、今日はその内容に対する感想を記事にまとめたいきたいた思います。
- マツダのニュースリリースみたけど、イマイチよくわからなかった
- 今回の件に対するイチCX-8オーナーの感想が気になる
そんな方がもしいらっしゃればぜひお読みください。
マツダのSUV拡充計画的の概要は?

みなさんもチェックされてると思いますが、冒頭で示したニュースリリースによると、マツダは2022年〜23年にかけて5車種の新SUVを投入するということです。
表にまとめるとこんな感じでしょうか。
タイトル | 商品群 | シート ボディサイズ | 販売地域 | 生産時期 |
CX-50 | スモール | 2列 | 米国 | 2022年1月~ |
CX-60 | ラージ | 2列 | 欧州、日本他 | 不明 |
CX-70 | ラージ | 2列 ワイドボディ | 北米 | 不明 |
CX-80 | ラージ | 3列 | 欧州、日本他 | 不明 |
CX-90 | ラージ | 3列 ワイドボディ | 北米 | 不明 |
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2021/202110/211007a.html
ニュースリリースによると、この内、北米のみで展開する予定なのがCX-50,CX-70,CX-90ということ。
欧州や日本国内で展開予定がCX-60,CX-80とのことです。
ボディサイズについて

展開エリアが違うというのは主にボディサイズによる違いとのことです。
CX-60〜CX-90はラージ商品群と呼ばれる大きいサイズの車種とのことですが、特にアメリカ市場では大きいサイズが求められることからCX-70とCX-90はワイドボディとのことです。
反対に欧州や日本では道や駐車場の広さを考えると横幅は大き過ぎないことが市場で求められますのでCX60とCX-80はその点を考慮したボディサイズで展開されるとのことです。
どちらも数字が小さい方が2列シート、大きい方が3列シートということですので、CX-60とCX-80,CX-70とCX-90はそれぞれ共通のパーツを多く使うことになるのではないかと予想されます。
ちょうど現行のCX-5とCX-8の関係性と同じようなイメージですかね?
個人的な意見ですが、ボディサイズは日本の駐車場事情を考えると全幅は1850mmに収めてもらいたいところです。
しかし、現在のCX-5とCX-8の全幅が1840mmです。
桁が一つ増えるのに全幅が変わらないというのは考えにくいので日本市場向けとはいえ、CX-60やCX-80は全幅1850mmは超えてくるのではないでしょうか?
正直、私の住んでいるエリアでもCX-8の1840mmがギリかなーと個人的に思ってますので都市部ではちょっと厳しいと思っています。
都市部でも大きい欧州車に乗っている方もいますので個人の好みも大きいですが。
ちなみにCX-50はMAZDA3やCX-30と同じスモール商品群ということで少し毛色が違う車種になりそうです。
スモール商品群であればぜひ日本での展開を期待したいところですが、ひとまずアメリカのみというのが残念です。
パワートレインについて

ニュースリリースではパワートレインについても言及されています。
世界的に電動化の流れに傾いている今、ガソリンエンジンとクリーンディーゼルがメインのマツダは今後どうしていくのか気になるところです。
「電動化が進んでいる欧州には、直列4気筒ガソリンエンジンとモーター駆動を組み合わせたプラグインハイブリッドを中心に、新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」やクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」を直列6気筒化し、48Vのマイルドハイブリッドシステムを組み合わせることで、出力性能と環境性能を高次元に両立します。」
マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2021/202110/211007a.html
かなり欧州を意識している様子が伺えますね。
ただし、EUでは2035年以降の新車販売は全て「ゼロエミッション」にするという規制を発表しています。
もちろん、それまではプラグインハイブリッドやハイブリッド車は販売できますし、保有自体はできます。
ただ、それに加えVWのスキャンダルからディーゼル人気も低下していると聞くのでマツダにとってはかなり逆風が吹くのではないでしょうか?
「2025年頃からはEV専用プラットフォームの商品群を導入していきます。」
マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2021/202110/211007a.html
この一文からわかるようにEV開発も力を入れているようですので、欧州市場にはこのEV商品群に力を入れて販売していくのでしょう。
私はあまりEVに興味はないのですが、これからどんどんそちらへシフトしていく流れは止められないのでマツダには運転の楽しいEVをぜひお願いしたいです。
「よりハイパワーが求められる北米には、ターボチャージャー搭載の直列6気筒ガソリンエンジンに加えて、プラグインハイブリッドを展開することで、お客さまのご要望と環境対応を同時に進めて行きます。」
マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2021/202110/211007a.html
アメリカは基本的に軽油がガソリンより高い国なので、やはりガソリンエンジンモデルが主流っぽいですね。
直列6気筒のガソリンターボエンジンはかなり魅力的だと思いますが、時代に逆行しているので日本での展開がどうなるのか気になるところです。
「クリーンディーゼルエンジンの人気が根強い日本では、直列6気筒の「SKYACTIV-D」と48Vマイルドハイブリッドの組み合わせやプラグインハイブリッドなどを導入していく予定です。」
マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2021/202110/211007a.html
日本ではご存知の通り、マツダのクリーンディーゼルは地位を築いていますのでディーゼルを軸にした路線で行くのでしょう。
私個人の意見ですが、直列6気筒だと日本の道路事情だとオーバースペックな気もしていました。
なので直列6気筒ディーゼルのマイルドハイブリッドがどういう塩梅で仕上がるのかが個人的にとても楽しみです。
ラージ商品群の価格は?

また、価格も気になるところです。
新しく発表されたラージ商品群は先に記載した新しいパワートレインの導入を考えると今のCX-8よりも高額になることが予想されます。
実際にマツダのニュースリリースではこのような一文があります。
ラージ商品群のCX-60、CX-70、CX-80、CX-90は、既存モデルのMAZDA CX-5や上記CX-50から上の幅広い価格帯に位置するモデルで、2つの異なるボディタイプと2列と3列の2つのシートタイプを展開します。
マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2021/202110/211007a.html
少なくとも現行のCX-5より高額になることが明記されています。
- 現行CX-5の価格
- ・20S 2,678,500円~
・25S 2,909,500円~
・XD 2,997,500円~ - 現行CX-8の価格
- ・25S 2,994,200円~
・XD 3,377,000円~
上記の金額はあくまでベースグレードになるので、ここからオプションやグレードによっては乗り出し価格が500万円を超えてくるのではないでしょうか?
実際にCX-8の最上級グレードのExclusive Modeはオプションによって乗り出し価格が500万超えますので。
そういう意味では現行のCX-5やCX-8は今以上に「コスパが高い」と言われる車種になるかもしれませんね。
現行のCX-5やCX-8はどうなる!?

新たに5車種投入ということで気になるのは現行車種の改変です。
そのまま車種をプラスするというのは経営的に考えにくいと思います。
CX-5についてはニュースリリースの中で言及されています。
「また2012年の導入以来グローバルに好評をいただいているCX-5は、今後も継続的な商品改良によってデザイン進化やモデルラインアップの拡充を図るとともに、最新の安全技術やコネクティビティ機能を導入して商品力を強化し続け、今後もマツダのクロスオーバーSUVラインアップのひとつとして大切に育てていく計画です。」
マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表
https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2021/202110/211007a.html
主力のCX-5は大切に育てていくということですので安泰ですが、問題はCX-8。
CX-8については記載がありませんでした。
記載がないからといって改変の対象になると決まったわけではありませんが、少し不安が残ります。
ボディサイズのところでも書きましたが全幅1850mmが日本市場では基準となると思ってます。
CX-8が1840mmですので1850mm未満でCX-80を出すならCX-8は販売終了が濃厚だと思います。
ただ、CX-80はCX-60とある程度同じプラットフォームだと予想してますのでそうなるとCX-5とCX-60の差別化がかなり厳しくなります。
だとすればCX-60とCX-80は全幅1850mmは超えてくるのではないかなぁと予想してます。
国産車でもは1850mm超える車種はありますので今回のラージ商品群はそこの市場を狙うのではないでしょうか?
そうなるとCX-8はまだラインナップに残るのではないかなぁと思います。
1850mmを超えるとマンション住まいの方は手が出なくなりますが、そういった方々の3列シートSUVの需要はありますので。
実は一番気になっているのはCX-50

実は今回のマツダのニュースリリースを見て一番気になったのがCX-50についてです。
CX-3→CX-30は正統進化というイメージですが、CX-50はスモール商品群に位置するため桁が増えてるのに小さくなります。
そこでMAZDA USAのニュースリリースを見てみましょう。その中にこんな一文があります。
The CX-50 will showcase our enhanced all-wheel drive capabilities and functionality for consumers with outdoor active lifestyles.
https://www.mazdausa.com/vehicles/future-crossover-suvs
「CX-50はマツダの高度な四駆の性能と機能をアウトドアでアクティブなライフスタイルを送る顧客のためにお見せしたい」(しょとぱぱ訳)
Upcoming MAZDA Crossover SUVs
https://www.mazdausa.com/vehicles/future-crossover-suvs
私の拙い意訳ではありますが、CX-50はアウトドアが好きな顧客がターゲットだと記載されてます。
コンパクトSUVは5〜6年くらい前から流行が来ていますが、どれもシティーユースがメインターゲットであり、ゴリゴリのアウトドアではないように感じます。
そこにあえてCX-50はアウトドアターゲットで出すわけですからジムニー的な尖った車種として販売するのでは!?と勝手に私が盛り上がっています。
CX-50がアメリカのみなのも日本ではゴリゴリアウトドアは市場が小さいためまずはアメリカで、ということではないかと思っています。
全て私の妄想ではありますが、11月にCX-50の詳細が発表されるということなので楽しみに待ちたいと思います。
マツダのSUV拡充計画まとめ!

マツダは2022年から2023年にかけてのSUV拡充計画を発表しました。
一気に5車種の投入を公式で発表したのは驚きました。
さらに、パワートレインに関する発表もあり、車好きにはワクワクしたニュースリリースだったのではないでしょうか?
マツダの経営戦略はネットを見るといろいろと賛否両論あると思いますが、マツダオーナーとして応援しています。
続報を楽しみに待ちましょう。
とりあえず、11月にCX-50の情報が発表されたらまた記事にしたいと思います。
【追記】
CX-50がついに発表されました!CX-50に関する記事を書いていますのでこちらもあわせてお読みください。
それでは今回はこの辺で。
ばいばーい!
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