こんにちは。
しょとぱぱです。
今日はパパ、ママにオススメしたい漫画を紹介します。
今日紹介するのは
リエゾン―こどものこころ診療所-
です。

PayPayユーザーはeBookJapanだとお得!
この作品は発達障害を持つ児童精神科医を描いた物語。
子育て世代には絶対にオススメしたい作品です。
子どもの10人に1人は何らかの障害を抱えているとされる現代。
作品の中で主人公は発達障害のことを凸凹(でこぼこ)と呼んでいます。
君はたしかに発達障害かもしれない
それゆえに不得意なことがあったり周りを困らせてしまうこともあるでしょうでも君にしかできないこともある
自分が痛みを抱えているからこそ寄り添える人達がいる良いも悪いもある・・・だから僕は発達障害を凸凹(でこぼこ)と呼んでいるんです
あなたの凸凹にぴったりハマる生き方が必ずあるはずです何を隠そう僕も発達障害ですから
引用:リエゾン 1巻より
自分自身が発達障害を持ちながらぴったりハマった生き方として児童精神科医として児童の障害に向き合う主人公佐山と研修医の志保が診察するさまざまな児童たちの物語。
子育てしている親としては涙なくして読めない漫画です。
あらすじ
遠野志保は小児科の研修医。遅刻や忘れ物の常習犯だ。見かねた研修担当医から、系列の小さなクリニックに“飛ばされる”。
そこで志保を待ち受けていたのは風変わりな児童精神科医・佐山だった。志保は唐突にある診断を下されて……。
大人も子供も生きづらさを抱える現代——。悩める親子に向き合う“児童精神科医”を描く、新たな医療漫画がスタート!!
引用:モーニング 公式ホームページより
登場人物
佐山 卓(さやま たく)
山奥で開業している児童精神科・佐山クリニックの院長。
発達障害を凸凹と呼び、自身も発達障害を持つ児童精神科医。
患者やその家族と向き合うことを大切にした診療を行っている。
遠野 志保(とおの しほ)
小児科志望の研修医。ドジで毎日何かしらのミスをしている。
大学の小児科教授の勧めで系列である佐山クリニックへ臨床研修へ赴く。
そこで、佐山に発達障害を指摘され、自身の発達障害と向き合いながら児童精神科医として成長していく。
向山 和樹(むかいやま かずき)
佐山クリニックの臨床心理士。
無口だが、とても優秀であり佐山や志保の凸凹をうまくフォローしながら診療を進める。
佐山とはカリフォルニア留学時の同門。
カリフォルニアの前はドイツにいたという謎が多い心理士。
市川 渚(いちかわ なぎさ)
佐山クリニックの受付。
シングルマザーとして働いているが、託児所が見つからなかったため、クリニック内で子ども(ケンちゃん)を育てながら勤務している。
佐山のことを卓ちゃんと呼ぶなど佐山クリニックの母親的存在?である。
私のオススメ理由(感想)
この漫画の主人公は佐山先生ではあるが、研修医の志保の成長物語でもあります。
「子どもに向き合うということは自分に向き合うことにもなりますから」
引用: リエゾン1巻より
と作中で言われる通り、志保は臨床研修を通して自身の障害と向き合い、成長しながら乗り越えていきます。(現在進行中)
児童精神科の患者(児童)は様々な家庭環境の中にいます。
障害を持つ児童を描くと共に、その児童の家庭環境もかなりリアルに描写されてます。
それは感動的な話だけでなく、虐待やネグレクトなどショッキングな家庭環境を描いている話もあります。
そういった中で全てが作品の中で解決できているわけではなく、何かしらの治療の糸口や患者や周囲の人々の心境の変化が起こるまでしか描かれないエピソードも多いです。
おそらく、児童精神科の治療は薬物療法や手術で完治するような病気ではないため、治療にも時間がかかります。
また、障害であればそもそも治療ではなく、障害とどう付き合っていくかが必要となるため、すぐに解決できないケースがほとんどだと思います。
失礼を承知で言いますが、「自分の子どもは発達障害じゃないだろうか?」という疑問は親であれば一度は頭をよぎる不安じゃないでしょうか?
そんな不安に対して応えてくれるのがこの作品だと思います。
また、エピソードを読むたび「もしこの子が自分の子だったらどうするか?」と自分と子どもに重ねてしまい、1冊につき、1回は必ず泣きながら読んでいます。
「子どもに向き合うということは自分に向き合うことにもなりますから」
引用: リエゾン1巻より
このセリフは障害や病気のない家庭の親にも本当に当てはまることだと思います。
私も実感しているのですが、特に今の我が家はイヤイヤ期真っ最中の長女がいて、どう子育てすれば良いか途方に暮れることもあります。
そんな時、必死に育児について考えている時は自分自身に向き合っているんだな、と思います。
発達障害の知識や児童心理学について勉強になることも多いので、ぜひ子育て世代にお勧めしたい漫画です!
eBookJapanだとたまにキャンペーンで1巻無料の時もありますので、タイミングが合えばぜひ読んでみてください。
リエゾン ーこどものこころ診療所-
また、PayPayユーザーやソフトバンク、ワイモバイルユーザーだとお得な施策もやってますのでぜひご覧ください。
最後になりますが、リエゾンのこの言葉が子育て世代の私にはストライクでした。
すべての子どもが幸福に育つ環境はおそらく存在しない
だけど子ども時代の幸福な記憶は一生の宝物になる
子ども達がそんな日々を過ごせるよう切に願い手を差し伸べる
それは全人生をかけるだけの価値がある仕事だー
引用:リエゾン 1巻より
子育てをする上で正解なんてないんだと思います。
時代の違う親世代のアドバイスも的外れなケースも多い中、育児本やネットで正解を追い求めても子どもや家庭環境によって最善は変わり、これをしとけば正解なんてものはありません。
ただ、一つだけ言えば、子どもが笑って過ごすことができれば、将来幸せになってくれる。
そんな育児の真理をこの作品は教えてくれました。
巻数が増えればドラマ化間違いなしの作品ですので、ぜひチェックしてください。
それでは今回はこの辺で。
ばーい!



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